救世主 MT PowerDrumKit 2

悪しきAmpliTubeの魔力に囚われ、その代償としてkernel_taskの暴走を阻止するためにトラックのフリーズ化をバンバン進める一方、core i7とかi5なんかをチラチラと横目で見ていたわけであるが、ここに来て救世主が現れた。

MT PowerDrumKit 2である。無料である。最初の起動時にオーソライゼーションを求められるが、一回きりのようだ。太っ腹。

Addictive Drumsを起動するとCPU占率が7%弱に達するのに対し、MT PowerDrumKitでは何と1%以下。ほぼ10倍の効率である。そのかわり、音場の設定、各パーツの音作りが全く出来ない仕様。しようがないとか言ってる場合じゃなくて、デモ音源を作ることを第一目標とすれば、この辺は全く割り切れる部分である。パーツの音にしても、全然悪くないのだ。ベードラだけ内蔵コンプをかけて少し持ちあげるだけでゼンゼンいける。

プリセットのmidiグルーブは基本グルーブ+基本グルーブ毎のフィルを選択するもので、とてもわかり易い。ただAddictiveと比べると単純過ぎる。ので、AddictiveのグルーブをDAWに落として、それをMT PowerDrumKitで鳴らすことにした。MT PowerDrumKitには別途、有名どころのドラム音源対応マップが公開されていて、それをsettingから読みこめば、そのままあの凝ったmidiグルーブを流用できるのだ。実際やってみると、全く違和感がない。

全体として良いフレーズができたら、その後でドラムをAddictiveの音色に差し替えることも出来る。

ああ、神様ありがとう。またSnowLeopardの寿命が少し伸びたようです。。